多SKU・複雑な進行のグッズ製造も、ノーミスでスムーズに。確実な進行とクオリティを支える、ニチダイの製造DX
アニメ公式グッズ、大型イベント物販、ブランドノベルティにおけるアクリルグッズ発注。
昨今では、「総発注数は大ロットであっても、絵柄やバリエーション(SKU)が数十種類に細かく分かれている」というケースが一般的です。
キャラクター数の多さはファンの皆様にとって最大の魅力である一方、製造の現場にとっては、書類の転記や手作業が急増し、進行管理が非常に煩雑になるという側面も持ち合わせています。種類が増えるほど、製造ラインに乗せる前段階のバックオフィス(事務・データ処理)にかかる負荷は大きくなりがちです。
当社では、お客様が理想とする「多彩なバリエーション展開」を、ミスなく、スケジュール通りに、そして高いクオリティで安全にカタチにするため、独自の「業務基幹WEBシステム」を自社開発しました。
かつて現場の負担となっていた手作業の進行スキームを根本からデジタル化・効率化。「属人化の解消」と「事務作業時間の劇的な短縮」を達成したことで、徹底的に検品・品質チェックへ時間を割き、お客様のご要望へ確実にお応えできる体制を確立しています。
背景と改善煩雑な多種類展開を、いかにして「確実な仕組み」に変えたか
多キャラクター展開の案件では、量産前にすべての種類でサンプル制作や監修が並行して走ります。さらに、監修をクリアした製品から順次バラバラに量産依頼が届くため、かつての当社の運用スキームでは、種類が増えるほど以下のような非効率が発生していました。
ニチダイは、これらの課題を自社開発システムによって根本から自動化。対比形式で、現在の確実な製造体制の裏付けをご紹介します。
課題1多SKU化による作業指示書作成の肥大化と転記の手間
- 発注総数がまとまっていても、小ロットのSKUが数十点におよぶため、作業工程で必要な指示書が同じ数だけ必要となっていました。手入力での指示書作成など、転記作業だけで膨大な時間を浪費し、人的ミスが多発していたのが課題でした。
- お客様からのエクセル発注書をファイルごと一括アップロードするだけで自動紐付けが完了します。SKUがどれだけあっても、クリックするだけで正確な依頼書作成・登録が完了するため、発注数の入力間違いや記入漏れなどが改善されました。
課題2「絵柄識別」のためだけに重いIllustratorを常用する属人化
- 現場での目視確認にキャラクターの絵柄(画像)は不可欠。画像をレイアウトするためだけにIllustratorで指示書を作成せねばならず、作業が完全に属人化し、特定の担当者しか対応できませんでした。
- 入稿データをアップロードするだけで、システムが自動で画像を解析・生成し、名前とともにマスタ登録。誰が操作しても寸分狂わぬ正確な製造指示が出せる「業務の標準化」を達成しました。
課題3追加発注のデータ照合ミスや、二重転記のリスク
- 社内共有用のスプレッドシートへ全く同じ内容を手入力していたため、入力ミスや進捗漏れのリスクが潜んでいた。また、バラバラに届く追加発注の型番確認にも時間を取られていた。
- システム内の商品マスタに「お客様ご指定のSKU ID」をそのまま登録できる設計に。これにより、追加発注時のデータ不一致やミスを根底から扑滅しました。また、進捗はすべてWEB画面上で一元管理されるためスプレッドシートは撤廃。浮いた時間はすべて、クオリティを担保するための「入稿データの厳密なダブルチェック」や「製品検品」へと100%投資されています。
製造の進行をクリアにする「進捗管理システム」
アクリルグッズの製造には、データチェック、UVプリント、レーザー加工、最終検品など、多くの工程を挟みます。
ニチダイでは、「どの製品が現在どの工程にあるか」「納期が差し迫っている製品はどれか」を、社内全員はもちろん協力工場までリアルタイムに一画面で共有できる、独自の進行管理システム(タスクマネージャー)を開発しました。
「今どこまで進んでいるか」が完全に可視化されたことで、突発的なスケジュールの差し込みや、大ロットの製造工程の合間を縫って小ロットやサンプルを投入するタイミングがひと目で判断できるようになりました。現場全体で的確な優先順位の意思決定が可能となったため、これまで以上に徹底した納期厳守と、ノーミスでのスムーズなチーム連携が達成されています。
ニチダイが「システム開発」にこだわった理由
当社のDXは、単に「便利な既存ツールを導入した」というレベルの話ではありません。
パッケージ物の汎用システムでは決して対応しきれない、アクリルグッズ製造特有の流動的な進行管理(監修状況に応じて段階的に届く量産依頼や、お客様ご指定のSKU
IDとの正確な紐付けなど)を100%カバーするために、自社でエンジニアリングした完全オリジナルシステムです。
バックオフィスの無駄な手作業や転記ミスをシステムで徹底的に排除したからこそ、人間が『ミスを防ぐための確認作業』と『お客様への細やかなクオリティ管理』に最も集中できる環境が生まれました。
「デザイン数(キャラクター数)が多く、データ管理や進行が複雑になりそうだ」
「タイトなスケジュールだからこそ、進行トラブルやミスなく確実に仕上げたい」
そんな企画・購買担当者様こそ、ぜひ一度ニチダイにご相談ください。他社には真似できない、自社開発システムに裏付けされた「確実なキャパシティ」と「安定した対応力」で、お客様の大切なグッズを安全にカタチにします。
キャラクター数が多く管理が複雑な案件や、タイトなスケジュールの進行も安心してお任せください。
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