ニチダイのDX(デジタルトランスフォーメーション)
アクリルグッズ製造は、一般的な紙印刷とは異なり、素材自体の原価が高く、データの僅かなズレが膨大な材料廃棄や製造ラインの停止(納期の遅延)に直結する「ミスのウエイトが極めて大きい」非常にシビアな世界です。
そのため弊社では、従来の「職人の勘」や「手作業による人的ミス・属人化」を徹底的に排除し、エンジニアリングによる「製造の標準化(誰が作業してもミスのないスキーム)」を推進しています。
自社開発のWEBシステムやIllustrator自動化スクリプト、最新のサードパーティプラグインの導入により、アクリル特有のリスクを極限まで抑え込み、大ロット発注時の品質安定化と、圧倒的な短納期化を両立させています。
一貫した社内業務基幹WEBシステムの自社開発
お客様からのご発注、入稿データの管理、工場の製造進捗、そして資材の在庫管理まで、すべての社内業務をリアルタイムで一元管理するローカルWEBシステムを自社でゼロから構築・運用しています。
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発注エクセルデータの一括取り込み
手作業による転記を廃止し、Excelデータから瞬時にシステムへインポート。転記ミスを100%防止。 -
NAS管理の入稿データ連動
社内NAS内のデータとシステムを強固に紐付け、製造ラインでのデータ取り違えを防止。 -
在庫・余剰良品管理
プリント・カット完了後の「完成品の余剰在庫(必要数を超えて完成した高品質な良品)」までWEB上で正確に数量を把握・管理しています。次回イベント時の追加発注や再販時にも、スピーディーかつ無駄のない資材活用が可能です。 -
タスクマネージャー連動の進捗管理
カンバン方式(Trello型)の進捗管理システムを独自開発。各製品が「今、どの工程にあるか」を社内全員で共有し、徹底した納期管理を行います。
※当システムは、各案件の単価・数量から請求書発行までが自動連動する仕組みとなっています。PDFでの請求書送付と同時に、社内システム連携用のCSVデータ送付にも対応。お客様のご指定に合わせた請求フォーマットの柔軟なカスタマイズも可能なため、BtoB取引における御社経理・購買部門の事務処理コストを劇的に削減します。
Illustrator独自スクリプトによるデータ処理自動化
アクリルスタンド(アクスタ)などの製造において、最も精密なデータ処理が求められる「印刷・加工用データ作成」工程をシステム化しています。
手作業によるバラつきやレイアウトミスを物理的に発生させないスキームを構築しました。
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アクスタ差し込み脚の自動微調整
アクリル板のわずかな厚みのブレを計算し、台座に一発でカチッと嵌まる最適なサイズへ自動補正。 -
キャラ毎のアートボード自動生成
複数キャラクターの同時発注や、大量生産時のデータ配置ミス、数量間違いを100%シャットアウト。 -
丁付けPDFの変換アシスト
ジョブプランニング・面付けソフトウェア「Phoenix」で作成した丁付けPDFデータを、製造ラインに最適なEPSデータへ高速かつ正確に自動変換アシスト。
サードパーティツールと連携したデータクレンジング
お客様からいただいた入稿データのカットライン(パス)をそのままレーザー加工機に流すと、断面の焼きムラやトゲの原因になります。弊社では最新サードパーティツールを導入し、データの最適化を徹底しています。
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カットラインのポイント除去+平滑化
パスのアンカーポイントを自動で間引き、ガタつきのない滑らかな裁断面へと仕上げます。 -
直角・鋭角の角丸変換(安全対策)
デザイン上の尖った部分を自動で緩やかな角丸(アール)に変え、手に取った人が怪我をしない安全なアクリル製品を製造します。
レーザー加工工程における「カットラインシミュレータ」
アクリルを切り出すレーザー加工工程においても、無駄な空中移動(PU)を削減し、加工時間を約15%短縮する独自システムを運用しています。
➔ 詳しいシミュレーション技術と検証動画(2分34秒)はレーザー加工ページをご覧ください。